
ろうの映画監督・今村彩子初の単著。
生まれつき耳が聞こえない映画監督は、コミュニケーションが超苦手。
”そんな監督”が泣きながらも約2年かけて一冊書き上げた!
監督に振り回され編集者も泣いた!(泣かされた?)
「彩子さんのために(せいで)一体どれだけ泣いたんだ!」(編集者)
……笑い、涙、怒り、すれ違い、絶望、感動の先にこの本が生まれました。
映画制作の現場の舞台裏と、著者の魅力にも触れられる本をめざしました。
障害、福祉、LGBT、HIVなどについて考えるきっかけになったらと思います。
私はぶっちゃけ「障害者」という言葉も漢字も嫌いーー。(今村監督)
人生と本音で向き合っている彼女の思いに心を揺さぶられます。
日本中のためらっている人に少しの勇気をおすそ分け。
本を読んだ後は、誰もが今村監督に会いたくなるでしょう。
今村監督が歩んできた40年間の道のりを包み隠さずに、彼女自身「今の言葉」で振り返ります。
来年公開の新作映画ができるまでのエピソードも紹介しています。